シシャクリー(読み)ししゃくりー(その他表記)Adīb al-shishaklī

日本大百科全書(ニッポニカ) 「シシャクリー」の意味・わかりやすい解説

シシャクリー
ししゃくりー
Adīb al-shishaklī
(1906―1964)

シリアの軍人、政治家。1929年軍事学校卒業。フランス委任統治時代にフランスの組織した「特別軍」に入隊。1948年パレスチナ戦争に参加。1949年ホスニー・ザイームHusni al-Za'im(1897―1949)、サーミー・ヒンナーウィSami al-Hinnawi(1898―1950)が相次いで起こしたクーデターに参画したのち、同年12月、自ら3回目のクーデターを起こす。1951年4月参謀総長に就任、11月の第二クーデターで実権を掌握し、産業発展や社会の近代化を追求する。1953年6月大統領になり、親西欧政策を進めたが、1954年2月のクーデターで国外追放。1964年亡命先のブラジルで暗殺された。

[木村喜博]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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