ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説 システミック・ペインティングsystemic painting 基本的単位の規則的な繰り返しによる絵画。ローレンス・アロウェイが企画して 1966年にアメリカ合衆国ニューヨークのグッゲンハイム美術館で開催された展覧会名からとられた。格子やストローク,同じ色面の繰り返しなどシステミックな構造によって絵画に統一的な全体性を与えようというもの。抽象表現主義からカラー=フィールド・ペインティングを経てミニマル・アートへの発展線上に位置している。ケネス・ノーランド,アド・ラインハート,アグネス・マーティン,ラリー・プーンズ,ロバート・ライマン,ロバート・マンゴールドなどがいる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by