シソマイシン

化学辞典 第2版 「シソマイシン」の解説

シソマイシン
シソマイシン
sisomicin

C19H37N5O7(447.52).リカマイシンともいう.Micromonospora inyoesisが産生するアミノ配糖体抗生物質.針状晶の一水和物は融点198~201 ℃.+189°(水).硫酸塩は白色-淡黄色の粉末+100~110°(水).ゲンタマイシンCに似た構造であるが,副作用ゲンタマイシンより弱い.硫酸塩が注射または点眼で使用される.LD50 58 mg/kg(雄ラット,静注).[CAS 32385-11-8][CAS 53179-09-2:硫酸塩]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android