シックル

世界大百科事典(旧版)内のシックルの言及

【鎌】より

…ヨーロッパの青銅鎌(鋳造)はその形をうけつぎ,さらに鉄鎌へと移行した。鉄器時代に入ると,鎌(英語名シックルsickle)以外に,新たになぎ鎌(大鎌ともいい,英語名はサイズscythe)が登場する。鎌より大きく,多くは両手で柄を握り,本来は冬用の牧草を収穫する用途をもった。…

【農具】より

…もともと休閑農業ではばらまきが普通で,中耕の必要がなかったため,彼の発明は一時忘れられていたが,死後になって日の目をみた。
[鎌と脱穀法]
 刈取り用具であるには片手で使うシックル(半月鎌)と両手で振り回し,草や穀物を根もとからなぎ倒すようにして刈るサイズ(大鎌)がある。シックルの原形はすでに古代エジプトでみられる麦の刈取りに用いられ,サイズはもっぱら牧草の刈取りに用いられた。…

※「シックル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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