シ・とどまる

普及版 字通 「シ・とどまる」の読み・字形・画数・意味


5画

[字音]
[字訓] とどまる

[説文解字]

[字形] 象形
標識として木を樹(た)て、これを左右より支えている形。榜示の類をいう。〔説文〕に字を(はい)部六下に属し、「止まるなり。にして、一もて之れを止むるに從ふ」と、木の生長を止める意とするが、字は朿(し)と同形で声義同じ。市(し)もまたに従う字である。草木(へいはい)の象で、とは別系の字。

[訓義]
1. しるしのき、標木、榜示。
2. とどまる、とまる。

[声系]
〔説文〕に声として(柿)・(姉)など十一字を収める。は牀桟で、の声義を承ける字である。

[語系]
tzhieiは同声。簀tzhekは声義が近い。〔説文〕に簀を牀桟、牀簀とする。は竹をならべたものをいう。責にも績のようにその義がある。

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む