しゃっぷり
- 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
- ① 水などをそそぎかける音、また、そのさまを表わす語。ざっぷり。ざぶり。
- [初出の実例]「こせうからしの水鉄炮、とうがらしの石火矢、ゆんでへ廻ってしゃっぷり」(出典:浄瑠璃・曾我会稽山(1718)二)
- ② 刀で首を斬り落とす音、また、そのさまを表わす語。しゃぶり。
- [初出の実例]「一ト刀しゃっぷりいはせば着(きる)物の直打がない」(出典:浄瑠璃・関八州繋馬(1724)道行)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 