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石火矢/石火箭 イシビヤ

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デジタル大辞泉の解説

いし‐びや【石火矢/石火×箭】

石または鉄・鉛などを飛ばして城攻めに用いた兵器。
近世初期に西洋から伝来した大砲のこと。
「江戸屋勝二郎というては―でも崩れまい」〈浄・淀鯉〉

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世界大百科事典 第2版の解説

いしびや【石火矢】

初め16世紀中ごろポルトガルから伝来した大砲〈仏狼機〉に対する呼称であったが,のち大砲一般の名称となった。銅発熕(はつこう),砲石,西洋砲ともいう。火薬の力で大小の石,鉛,鉄製弾丸を発射する滑腔式大砲で,初めは後装式が多いが,17世紀から前装式が増える。青銅,シンチュウ,鉄などで鋳造され,砲架,台車にすえられて使用された。射手が抱えて打つ場合には抱筒(かかえづつ)といった。弾丸重量は400~500匁(約1.5~1.9kg)から4~5貫目(約15~19kg)ほどで,3~4町離れた敵を倒すことができた。

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