最新 地学事典 「シャファージカイト」の解説
シャファージカイト
schafarzikite
化学組成FeSb2O4の鉱物。Pb3O4と同一構造。正方晶系,空間群P42/mbc,格子定数a0.859nm, c0.592,単位格子中4分子含む。柱状結晶,柱状方向に条線。劈開{110}完全,{100}きわめて良好,硬度3.5,比重4.3。金属光沢,赤~赤褐色,条痕褐色。不透明(きわめて薄い結晶片で黄色),屈折率ω>1.74,一軸性正,複屈折弱,多色性E褐黄,O麦黄。アンチモン鉱床中に輝安鉱や他のアンチモンを含む鉱物とともに産出。名称はハンガリーの鉱物学者Ferenc Schafarzik(1854~1927)にちなむ。
執筆者:坂巻 幸雄
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

