シャルボノー(読み)しゃるぼのー(その他表記)Robert Charbonneau

日本大百科全書(ニッポニカ) 「シャルボノー」の意味・わかりやすい解説

シャルボノー
しゃるぼのー
Robert Charbonneau
(1911―1967)

カナダの文芸批評家。小説も書いた。フランス系。批評の作品としては『登場人物についての知識』(1934~44)で、心理分析を主体とする作品づくりを提唱して、地方色や筋の展開に重きを置く創作方法を排した。自己の理論実践として小説『土地は彼らのもの』(1941)、『フォンティル』(1945)を書いている。1934年にモントリオール文学運動の中心となった文芸誌『ラ・ルレーブ』を発刊。40年にはケベック文学の出版社として知られるアルブル社の創設にも参加した。

西本晃二

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む