ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シャー・イ・ジンダ」の意味・わかりやすい解説 シャー・イ・ジンダShah-i Zindah ウズベキスタン,サマルカンドにある一連の廟群。モンゴル侵入以前からすでにイスラム教徒の墓所,聖地とされていたが,13世紀初めにほとんど破壊され,現在残っているものは 14~15世紀のチムール朝のものが多い。丘の南裾に入口があり,石畳の道を登っていくと,両側に聖職者やチムール家の人々の廟がある。廟は青を基調とした化粧タイルによって装飾されている。近年は修復が進み,観光名所ともなっている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by