デジタル大辞泉 の解説 シュテルンゲルラッハ‐の‐じっけん【シュテルンゲルラッハの実験】 1922年、ドイツのオットー=シュテルンとワルター=ゲルラッハが銀の原子線を用いて行った実験。加熱して蒸発させた銀粒子のビームに垂直な方向に磁場をかけると、ビームが2本に分かれることを示した。この実験により、銀が量子化された磁気モーメントをもつことがわかり、後にスピンという概念を導く契機となった。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例