シュベ(その他表記)chevet

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シュベ」の意味・わかりやすい解説

シュベ
chevet

キリスト教聖堂の東端部。通常アプス,回廊,放射状礼拝堂を含む。聖遺物陳列必要性から発展したもので,その初期形式は特に修道院聖堂と関連している。トゥールのサン・マルタン聖堂 (997~1020) は放射状礼拝堂のシュベをもつ最初作例一つといわれる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android