普及版 字通 「ショウ・こげる」の読み・字形・画数・意味
20画
[字訓] こげる
[説文解字]
[字形] 会意
龜(亀)+火。〔説文〕十上に「龜を(や)きて兆あらざるなり。火に從ひ、龜に從ふ。春秋傳に曰く、龜、(や)けて兆あらず。讀みて焦の(ごと)くす」とあり、卜亀がやけて、焦のあとがあらわれないことをいう。伴信友の〔正卜考〕によると、亀版の鑽(さんしやく)の部分は、炭火のようなものでいたらしく、古代の法を伝えるものと思われる。
[訓義]
1. やく、こげる、卜亀がこげてしまう。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報