ショックアブソーバ(その他表記)shock absorber

翻訳|shock absorber

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ショックアブソーバ」の意味・わかりやすい解説

ショックアブソーバ
shock absorber

衝撃や振動エネルギーを比較的長時間にわたって吸収または緩和する装置。流体の動圧抵抗,粘性抵抗,固体摩擦などの抵抗力を利用しており,目的に応じ多様の種類形式がある。最も多く使われるのは,油圧緩衝器 (ダッシュポット) と呼ばれるもので,シリンダ内にピストンで押込められた油が,オリフィス (細い径の穴) を通って逃げるときの抵抗力を利用している。車両の衝突防止用緩衝器,自動車のバンパ,また乗り心地の点から車体の支持懸架に用いる。復元のためにコイルばねが併用される。ゴム防振が多くの機器や家庭電化製品の台座,内部に使われるのは周知のとおりであるが,これはゴムの内部摩擦力を利用してエネルギー吸収をはかるもので,大型のものでは振動源 (工作機械・内燃機関など) の緩衝据付けに用いられる。特に振動を嫌う精密測定器具や高倍率顕微鏡などでは,機器自体のゴム防振と同時に,架台もばねと油圧器を用いた除震架台とする。

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