ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コイルばね」の意味・わかりやすい解説
コイルばね
coil spring; helical spring
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…中世になると,織機,ろくろ,粉ひき機などには,ばねの復元力を利用して戻りの動きを得ようとするくふうが見られ,この場合も木の棒のばね力を利用していた。金属のコイルばねが使われるようになったのはずっと後の15世紀ころからであって,時計の動力源としてまず利用された。機械の部品として使われているばねの材質は,現在でも金属が主であるが,位置の復帰用のばねにはプラスチックの利用がしだいに増えている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」