しらが

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

しらが
しらが / 白髪・白毛

頭髪がくなったもので、毛根の基部(毛母)にある色素細胞がメラニン産生を停止したためにおこる場合、先天的にメラニン産生能力がない場合、色素細胞がない場合、メラニンが産生されても毛幹内へそれを送り込むことができない場合がある。生理的には、老齢に達すると、色素細胞の機能低下により毛髪が灰白色ないし白色を呈するようになる。くしてしらがを生じた場合、若しらが、早発性しらが、早期しらがなどとよばれ、先天性で優性遺伝形式をとる。このほか、先天性疾患の一部分症状としてしらがを伴うものに先天性白皮症(限局性白皮症)、ウェルナーWerner症候群、早老症、ダウンDown症候群、プリングルPringle病などがあり、後天性には、内分泌疾患、栄養障害、フォークト‐小柳‐原田症候群(特発性ブドウ膜炎)、交感性眼炎、尋常性白斑(はくはん)、円形脱毛症の毛髪再生時などにみられる。後天性疾患の場合、原病が治癒すれば元に戻る。[齋藤公子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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