シリレン

化学辞典 第2版 「シリレン」の解説

シリレン
シリレン
silylene

カルベンのケイ素類似体であり,電気的に中性の二価のケイ素原子化合物(RR′Si:)の総称ポリシランの光分解,ジクロロシランの還元によって生成する.基底状態一重項状態のほうが三重項状態よりも安定である.一般に,熱,水に不安定であり,自己多量化,不飽和結合への付加,O-H結合およびC-H結合への挿入反応を起こす.熱的に安定な数少ないシリレンとして,かさ高い置換基を有するジアミノシリレンおよびジアルキルシリレンが知られている.【】二価のケイ素原子団(-SiH2-)をいう.メチレン基(-CH2-)に対応する.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む