しろう(読み)シロウ

デジタル大辞泉 「しろう」の意味・読み・例文・類語

しろ・う〔しろふ〕

[動ハ四](他の動詞の連用形に付いて)互いに…し合う。しらう。
「験あらん僧達、祈り心みられよなど言ひ―・ひて」〈徒然・五四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「しろう」の意味・読み・例文・類語

しろ・うしろふ

  1. 〘 ハ四 〙 ( 補助動詞として用いる ) 互いにし合う。しらう。
    1. [初出の実例]「物がたりのよきあしき、にくき所などをぞ定め言ひしろい」(出典:能因本枕(10C終)八七)
    2. 「験あらん僧達、祈り心みられよなどいひしろひて」(出典:徒然草(1331頃)五四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「しろう」の読み・字形・画数・意味

【梔】しろう

を塗ったにせの鞭。

字通「梔」の項目を見る


【尸】しろう

ミイラ状。

字通「尸」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android