( 1 )古代語では、死骸を意味するもっとも代表的な語で、死体ばかりでなく遺骨を指すこともあった。「しにかばね」も古くからあったが、漢文訓読語として偏在した使われ方であった。
( 2 )中世に「からだ」「むくろ」「しかばね」が現われ、近世には「しにがら」「しにからだ」などが加わった。
( 3 )漢語では「屍骸」「遺骸」などが古いが、中世後期には「死骸」が一般化し、和語「かばね」の位置を奪った。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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