シロヒ(その他表記)Sirohi

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シロヒ」の意味・わかりやすい解説

シロヒ
Sirohi

インド北西部,ラージャスターン州南西部の町。シロヒ県の行政庁所在地。ジョドプルの南約 150km,アラーバリ山脈の支脈をなす丘陵上に位置。 15世紀初期に建設され,シロヒ藩王国の首都であったが,1949年ボンベイ州に併合され,その後ラージャスターン州に移された。周辺は未開発の森林におおわれた広い山地,丘陵地で,コムギ雑穀などを産する。ナイフ類の生産で有名。気候は適度に乾燥して健康に適し,南西約 19kmにあるアブー山はジャイナ教聖地。人口2万 8117 (1991) 。

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