シンコメロン酸(読み)シンコメロンサン

化学辞典 第2版 「シンコメロン酸」の解説

シンコメロン酸
シンコメロンサン
cinchomeronic acid

3,4-pyridinedicarboxylic acid.C7H5NO4(167.12).3,4-ジメチルピリジンまたはイソキノリンクロム酸酸化によって生成する.無色の柱状結晶.分解点260 ℃(一部昇華).pKa1 1.50,pKa2 2.95,pKa3 5.07.エーテルクロロホルムに不溶,エタノール,水に難溶.融点以上で脱炭酸を起こし,ニコチン酸およびイソニコチン酸になる.[CAS 490-11-9]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む