シンハーサナ・ドゥバートリンシカー(その他表記)Siṁhāsanadvātriṁśikā

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

シンハーサナ・ドゥバートリンシカー
Siṁhāsanadvātriṁśikā

古代インドのサンスクリット説話集。日本では『獅子座三十二話』と呼ばれる。また『ビクラマチャリタ』 Vikramacaritaとも呼ばれる。作者,成立年未詳。ボージャ王 (11世紀) が地中から掘出したビクラマーディティヤ王の王座に刻まれた 32人の女の像が,ビクラマーディティヤ王の偉業を物語る。ペルシア語タイ語,蒙古語に翻訳されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む