ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジェルジョニュフ」の意味・わかりやすい解説 ジェルジョニュフDzierżoniów ポーランド南西部,ドルノシロンスキェ県の都市。ドイツ語ではライヘンバハ Reichenbach。ウロツワフの南西約 50km,下シロンスク (シュレジエン ) 地方のピワワ川沿いに位置する。 12世紀にライヘンバハとして建設され,1335年にボヘミア領となり,その後ハプスブルク家の支配下に入った。 1742年以後はプロシア領,1945年にポーランドに復帰。 1946年,有名な聖職者ヤン・ジェルジョン (1811~1906) にちなんで改称。第2次世界大戦中,グロス・ローゼン収容所があった。 15世紀から織物の町として知られたが,近代以降は繊維,機械,電機などの工業が盛ん。周辺の農産物,家畜の集散地としても重要。人口3万 5437 (2002) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by