現代外国人名録2016 「ジェームズゴールウェイ」の解説
ジェームズ ゴールウェイ
James Galway
- 職業・肩書
- フルート奏者,指揮者
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1939年12月8日
- 出生地
- 北アイルランド・ベルファスト
- 学歴
- 王立音楽アカデミー,ギルト・ホール音楽学校,パリ音楽院
- 受賞
- リバプール国際管楽器コンクール第1位〔1966年〕,プラハの春国際音楽コンクール第2位〔1968年〕
- 経歴
- 幼少の頃からフルートに親しむ。15歳でロンドンの王立音楽アカデミーに入学、マルセル・モイーズの弟子のジョン・フランシス教授に師事し、才能を開花させた。ギルト・ホール音楽学校のほか、フランス政府給費生としてパリ音楽院にも学び、後に米国でモイーズにも師事した。1961〜66年サドラーズ・ウェルズ・オペラ管弦楽団首席フルート奏者、’66〜67年ロンドン交響楽団、’67〜69年ロイヤル・フィルハーモニーの首席奏者を経て、’69〜75年ベルリン・フィルハーモニー首席奏者。’75年ソリストとして活動を始め、幅広いレパートリーで高い評価を得る。’84年から指揮者としても活動し、’99年ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ首席客演指揮者に。ロチェスターのイーストマン音楽学校のフルート科教授として後進の指導にもあたる。また、チーフタンズと共演した故郷アイルランド音楽などで大ヒットを飛ばす。著書に「自叙伝」(’78年)、テレビ出演に「James Galway’s Music in Time」(’83年)など。ナイト爵(Sir)を持つ。’76年初来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報