じまう(読み)ジマウ

デジタル大辞泉 「じまう」の意味・読み・例文・類語

じま・う〔ぢまふ〕

[連語]接続助詞「て」が撥音便形またはガ行イ音便形に付いて「で」になったものに、補助動詞しま(仕舞)う」が付いたものの音変化》…(し)てしまう。「死ん―・う」「残りの酒をつい―・う」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「じまう」の意味・読み・例文・類語

じま・うぢまふ

  1. 〘 連語 〙 ( 接続助詞「て」が撥音について「で」となったものに、「しまう」がついて変化したもの ) でしまう。じゃう。「死んじまう」「並んじまう」
    1. [初出の実例]「其晩こっそり姿を隠して死んぢまって」(出典:草枕(1906)〈夏目漱石〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む