ジモティー

共同通信ニュース用語解説

ジモティー

不要になった家具や家電、おもちゃ、車、衣類、化粧品などを自分で値段を決めて販売する掲示板。無料のものも多い。投稿を見たユーザーが引き取りを申し出て、専用のチャットでやりとりした後、双方が合意すれば譲り受けが成立する。趣味の仲間やアルバイトも募集できる。投稿は無料で手数料もかからない。初めて利用する際は運営会社に身分証などを提出しなければならない。

更新日:2021年7月3日

出典　共同通信社 共同通信ニュース用語解説

知恵蔵mini

ジモティー

株式会社ジモティーが運営する地域SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のこと。地域SNSとは、特定地域での利用を前提としてサービス提供を行うもので、全国を対象としてサービスを提供する一般的なSNSと性質を異にする。ジモティーでは、不用品の売買や求人募集、趣味サークルのメンバー募集などのほか、「手伝って/手伝いたい」、「貸して/貸したい」、「交換したい」、「里親募集」などさまざま項目があり、近隣の住民同士で情報をやり取りして価格や商品の受け渡し方法などの交渉を直接行える。フリマアプリと呼ばれる従来型の売買情報交換アプリが利用者から取引手数料を徴収するのに対し、広告収入などを軸としており、手数料や情報掲載料が基本的にかからないのが特徴。2020年2月、地域SNSの運営会社として初めて東証マザーズに上場した。

(2020-2-13)

出典　朝日新聞出版