デジタル大辞泉
「じゃらつく」の意味・読み・例文・類語
じゃら‐つ・く
[動カ五(四)]
1 小さな金属片などが触れ合ってじゃらじゃら音を立てる。「小銭をポケットで―・かせる」
2 なまめかしい振る舞いをする。男女が、でれでれとじゃれあう。
「人の心まかせなるやうに―・きて」〈浮・一代女・一〉
3 たわむれる。ふざける。じゃれる。
「路次にて禿どち―・くか、よそ見などして来る時は」〈色道大鏡・四〉
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じゃら‐つ・く
① いろめいた、いやらしいふるまいをする。でれでれする。じゃらじゃらする。
② たわむれる。ふざける。じゃれる。
※
評判記・色道大鏡(1678)四「
路次(ろし)にて禿
(かふろ)どちじゃらつくか、よそ見などして来る時は」
③ 金属などが触れ合ってじゃらじゃらと音をたてる。
※咄本・年忘噺角力(1776)四「ハテ、ふしみ銭をよせてこしらへるは。なる程、尤じゃが、じゃらついて信が有まいぞ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報