路次(読み)ロジ

デジタル大辞泉 「路次」の意味・読み・例文・類語

ろ‐じ【路次】

《「ろし」とも》行く道の途中途次道筋
「―の心配は、御無用じゃ」〈芥川芋粥
[類語]途上途中中途途次道中行きがけ過渡期道すがら道道みちみち道草通りすがり通り掛かり通り掛け行きずり行き掛かり帰りしな帰りぎわ帰り掛け帰るさ寄り道半ばついでついでにちなみに念のため手ついでがてらかたがたかたわら

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精選版 日本国語大辞典 「路次」の意味・読み・例文・類語

ろ‐し【路次】

  1. 〘 名詞 〙
  2. みちすじ。道の途中。みちすがら。途次。
    1. [初出の実例]「在道亡者。所在国司。以官物作給。並於路次埋殯」(出典令義解(718)賦役)
    2. 「都をば三万余騎でいでしかど、路次の兵めしぐして、七万余騎とぞきこえし」(出典:平家物語(13C前)五)
    3. [その他の文献]〔呉志‐孫皓伝〕
  3. ろじ(露地)

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普及版 字通 「路次」の読み・字形・画数・意味

【路次】ろじ

道すがら。途中。〔三国志、呉、三嗣主伝〕今、大晉興す。~猥(みだ)りに六軍を煩(わづら)はし、衡蓋(かうがい)(車蓋)路く江に臨み、擧國震惶す。

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