精選版 日本国語大辞典 「ジャガタラ水仙」の意味・読み・例文・類語 ジャガタラ‐ずいせん【ジャガタラ水仙】 〘 名詞 〙 ヒガンバナ科の多年草。メキシコおよび中南米原産。日本には弘化年間(一八四四‐四八)に渡来し、現在では観賞用にまれに栽培される。高さ約三〇センチメートル。地下に直径五~八センチメートルの鱗茎がある。葉は長さ二〇~三〇センチメートルの線形で先は鈍くとがり、根もとから多数叢生する。春、花茎をのばし、先端に濃赤色の大きな鐘状の六弁花を横向きに開く。ジャガタラゆり。〔日本植物名彙(1884)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例