現代外国人名録2016 「ジャネットイエレン」の解説
ジャネット イエレン
Janet Louise Yellen
- 職業・肩書
- 経済学者,経営学者 米国連邦準備制度理事会(FRB)議長,元米国大統領経済諮問委員会(CEA)委員長
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1946年8月13日
- 出生地
- ニューヨーク市ブルックリン
- 専門
- 国際経済
- 学歴
- ブラウン大学
- 学位
- Ph.D.(経済学,エール大学)
- 経歴
- 父はニューヨークの下町ブルックリンの開業医。著名な経済学者だったエール大学のジェームズ・トービンのもとで博士号を取得。ハーバード大学准教授、カリフォルニア大学バークレー校教授を経て、1994〜97年米国連邦準備制度理事会(FRB)理事。クリントン政権で’97〜99年大統領経済諮問委員会(CEA)委員長を務める。のち再びカリフォルニア大学バークレー校教授。2004年サンフランシスコ連邦準備銀行総裁を経て、2010年10月FRB副議長となり、バーナンキ議長が打ち出す金融緩和策を支える。2013年10月オバマ大統領が初の女性FRB議長に指名。2014年2月就任。マクロ経済、とりわけ雇用問題や失業問題についての著書が多く、国際経済、貿易収支の決定や東欧の経済改革についての第一人者として知られる。金融緩和に積極的。共著に「良い政策 悪い政策」などがある。夫はノーベル経済学賞を受賞したジョージ・アカロフ。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報