現代外国人名録2016 「ジャファルパナヒ」の解説
ジャファル パナヒ
Jafar Panahi
- 職業・肩書
- 映画監督
- 国籍
- イラン
- 生年月日
- 1960年7月11日
- 出生地
- ミアネ
- 学歴
- 国立メディア大学(テヘラン)映画監督専攻〔1988年〕卒
- 受賞
- カンヌ国際映画祭カメラドール(第48回)〔1995年〕「白い風船」,東京国際映画祭ヤングシネマ部門最高賞(第8回)〔1995年〕「白い風船」,ベネチア国際映画祭金獅子賞(第57回)〔2000年〕「ザ・サークル」,ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員大賞,第56回)〔2006年〕「オフサイド」,東京フィルメックス観客賞(第7回)〔2006年〕「オフサイド」,サハロフ賞〔2012年〕,ベルリン国際映画祭金熊賞(最優秀作品賞,第65回)〔2015年〕「タクシー」
- 経歴
- 12歳から8ミリ映画を撮り始める。イラン・テレビで短編作品を数本撮った後、カンブジア・パートヴィ監督、アッバス・キアロスタミ監督の助監督につき、映画製作の基本を学ぶ。1995年「白い風船」(アッバス・キアロスタミ脚本)で監督デビュー、カンヌ国際映画祭の新人監督賞を受賞。同年第8回東京国際映画祭ヤングシネマ部門で最高賞を受賞。2000年「チャドルと生きる(原題:ザ・サークル)」でベネチア国際映画祭グランプリ(金獅子賞)を獲得。2015年には「タクシー」でベルリン国際映画祭金熊賞受賞。他の作品に「鏡」(1997年)、「オフサイド・ガールズ(原題:オフサイド)」(2006年)などがある。2010年政治犯として禁錮判決を受ける。カンヌ、ベネチア、ベルリンと3大映画祭はそろって異議申し立てを表明した。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報