20世紀西洋人名事典 「ジャーヌバトリ」の解説
ジャーヌ バトリ
Jane Bathori
1877.6.14 - 1970.1.25
フランスのメッゾソプラノ歌手,教師。
元・ヴィユー・コロンビエ劇場支配人。
パリ生まれ。
本名Jeanne Marie〉 ベルティエ〈Berthier。
パリ音楽院でブリュネ・ラフール夫人、テノール、エミール・アンジェルに師事し、1898年演奏会歌手としてデビューし、さらに1900年オペラ歌手としてデビューする。’02年スカラ座に抜擢され、次いでブリュッセルの歌劇場に出演し、以後演奏会歌手として活躍。’04年パリでラヴェルの歌曲集を歌って成功を収め、現代フランス歌曲の第一人者の地位を確立し、’14年ヴィユー・コロンビエ劇場支配人となり、パリ音楽界の指導的役割を果たす。20世紀初期のフランス歌曲界を代表する一人で、師のアンジェルと結婚。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報