現代外国人名録2016 「ジュリーテイモア」の解説
ジュリー テイモア
Julie Taymor
- 職業・肩書
- 演出家,映画監督,衣装デザイナー
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1952年
- 出生地
- マサチューセッツ州ボストン
- 受賞
- トニー賞(ミュージカル演出賞・衣装デザイン賞,第52回)〔1998年〕「ライオン・キング」,日本ミュージカル賞(第6回)〔1999年〕,ローレンス・オリビエ賞(衣装デザイン賞,第24回)〔2000年〕「ライオン・キング」
- 経歴
- 高校卒業後パリで1年間マイムを学ぶ。大学で演劇を学び、インドネシアに4年間滞在、現地の役者らと同じ舞台に立ち、自らの劇団も持つ。帰国後非営利の芸術団体や教育テレビなどを拠点に幅広く活動、シェイクスピアから現代劇、映画、オペラまでを仮面や人形などを活用し、斬新な作品に仕上げる。日本でも1992年に松本市のサイトウ・キネン・フェスティバルで小沢征爾指揮のオペラ「エディプス王」を演出。’98年ブロードウェイのミュージカル「ライオン・キング」の演出、マスク・人形デザイン、衣装デザインを担当。同作品は大ヒットし、女性として初めてトニー賞のミュージカル演出賞、衣装デザイン賞を受賞。2000年シェイクスピアの戯曲を映画化した「タイタス」で監督・脚本を務める。2008年ビートルズの原曲がもつメッセージを大胆に変奏し、1960年代をリアルに描いたミュージカル映画「アクロス・ザ・ユニバース」を発表。1998年、2000年、2008年来日。2015年「ライオン・キング」の日本での上演回数が1万回を突破し、15年ぶりに日本公演を観劇した。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報