普及版 字通 「ジュン・セン・うちひも」の読み・字形・画数・意味
9画
[字訓] うちひも
[説文解字]
[字形] 形声
声符は川(せん)。〔説文〕十三上に「圜(まる)きなり」とあり、組紐(くみひも)をいう。その組紐を解きほぐすように、事件をしらべることを察という。粗縄(あらなわ)で編んだ履(くつ)は履。腕輪に用いるものを釧(せん)という。
[訓義]
1. うちひも、まるうちのひも、あんだひも。
2. 訓と通じ、のり。
3. 循と通じ、したがう。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 アム 〔立〕 ソホフ・アミ・クミ 〔字鏡集〕 ソホフ
[語系]
・(巡)ziunは同声。めぐらす意のある語である。
[熟語]
▶・察▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報