世界遺産詳解 「ジョギンズ化石断崖」の解説 ジョギンズかせきだんがい【ジョギンズ化石断崖】 2008年に登録されたカナダの世界遺産(自然遺産)。ジョギンズは、同国東部、ノバ・スコシア州のファンディ湾内の小さな湾、カンバーランド湾に位置する。ここに、約3億1000万年前の石炭紀の化石群が存在する。潮の干満の差が15m以上になることもあるカンバーランド湾の激しい海水の流れに浸食されて露出した崖は、直立状態の化石化した樹木を見ることができる。1851年、この化石木に埋もれていた、恐竜の祖先と考えられている、爬虫類最古のヒロノマスの化石が発見された。◇英名はJoggins Fossil Cliffs 出典 講談社世界遺産詳解について 情報