アレクサンドルオベチキン(英語表記)Alexander Ovechkin

現代外国人名録2016 の解説

アレクサンドル オベチキン
Alexander Ovechkin

職業・肩書
アイスホッケー選手(キャピタルズ・FW)

国籍
ロシア

生年月日
1985年9月17日

出生地
ソ連ロシア共和国モスクワ(ロシア)

別名
通称=オべチキン,アレックス〈Ovechkin,Alex〉

受賞
カルダー記念賞〔2006年〕,モーリス・ロケット・リシャール賞〔2008年・2009年・2013年・2014年・2015年〕,アート・ロス記念賞〔2008年〕,ハート記念賞〔2008年・2009年・2013年〕,テッド・リンジー賞〔2008年・2009年・2010年〕

経歴
父はプロのサッカー選手、母はバスケットボールのソ連代表としてモントリオールとモスクワ五輪の金メダルを獲得したというアスリート一家に生まれる。史上最年少の17歳でアイスホッケーのロシア代表入り。2004年NHLのドラフト全体1位でキャピタルズに入団するが、2004〜2005年シーズンはNHLの労使交渉が決裂したためロシア・スーパー・リーグのディナモ・モスクワでプレー。翌2005〜2006年シーズンにNHLデビュー。以後、積極的にゴールを狙う攻撃的なプレースタイルで頭角を現し、ペンギンズに入団したばかりのシドニー・クロスビーと熾烈な新人王争いを繰り広げ、クロスビーを上回る106ポイント(55得点,51アシスト)でリーグ新人王(カルダー記念賞)に輝いた。2007〜2008年シーズンは65ゴール112得点をマークしリーグ得点王(モーリス・ロケット・リシャール賞)を獲得。2008〜2009年、2009〜2010年シーズンに2年連続でリーグMVP(ハート記念賞)を獲得。2009〜2010年シーズンよりチーム主将を務める。2012〜2013年シーズンは32得点で2度目の得点王に輝き、3度目のMVPを獲得。2013〜2014年シーズンは51得点、2014〜2015年シーズンは53得点と、3年連続で得点王に輝く。オールスター選出5回。ロシア代表としても活躍し、世界ジュニア選手権で2003年金メダル、2005年銀メダル。世界選手権は、2005年、2007年銅メダル、2008年金メダル、2010年銀メダル、2012年金メダルを獲得。2006年トリノ五輪4位、2010年バンクーバー五輪6位、2014年ソチ五輪5位。191センチ、104キロ。右利き。2012年テニス選手のマリア・キリレンコと婚約するが、2014年解消。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

最新 世界スポーツ人名事典 の解説

アレクサンドル オベチキン
Alexander Ovechkin
アイスホッケー

アイスホッケー選手(キャピタルズ・FW)
生年月日:1985年9月17日
国籍:ロシア
出生地:モスクワ
受賞歴:カルダー記念賞〔2006年〕;モーリス・ロケット・リシャール賞〔2008年・2009年・2013年〕;アート・ロス記念賞〔2008年〕;ハート記念賞〔2008年・2009年・2013年〕;テッド・リンジー賞〔2008年・2009年・2010年〕
経歴:父はプロのサッカー選手、母はバスケットボールのソ連代表としてモントリオールとモスクワ五輪の金メダルを獲得したというアスリート一家に生まれる。2004年NHLのドラフト全体1位でキャピタルズに入団するが、2004〜2005年シーズンはNHLの労使交渉が決裂したためロシア・スーパー・リーグのディナモ・モスクワでプレー。翌2005〜2006年シーズンにNHLデビュー。以後、積極的にゴールを狙う攻撃的なプレースタイルで頭角を現し、ペンギンズに入団したばかりのシドニー・クロスビーと熾烈な新人王争いを繰り広げ、クロスビーを上回る106ポイント(55得点,51アシスト)でリーグ新人王(カルダー記念賞)に輝いた。2007〜2008年シーズンは65ゴール112得点をマークしリーグ得点王(モーリス・ロケット・リシャール賞)を獲得。2008〜2009年、2009〜2010年シーズンに2年連続でリーグMVP(ハート記念賞)を獲得。2009〜2010年シーズンよりチームの主将を務める。2012〜2013年シーズンは32得点で2度目の得点王に輝き、MVPも獲得。オールスター選出4回。ロシア代表としても活躍し、世界ジュニア選手権で2003年金メダル、2005年銀メダル。世界選手権は、2005年、2007年銅メダル、2008年金メダル、2010年銀メダル、2012年金メダルを獲得。2006年トリノ五輪4位、2010年バンクーバー五輪6位。191センチ、104キロ。右利き。2012年テニス選手のマリア・キリレンコと婚約。

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