法則の辞典 「ジョセフソン同期効果」の解説 ジョセフソン同期効果【Josephson synchronization effect】 ジョセフソン接合に周波数 ν の電波を照射しながら,直流的な電圧‐電流応答を測定すると,V=nνΦ0 の定電圧ステップが得られる.n はステップの次数,Φ0 は磁束量子である(別名を「シャピロステップ」ともいう).これはジョセフソン交流効果による発振と電波との同期現象で,ジョセフソン同期効果と呼ばれている.現在ではこれを利用して電圧の標準が定められている. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報