発振(読み)ハッシン

精選版 日本国語大辞典 「発振」の意味・読み・例文・類語

はっ‐しん【発振】

  1. 〘 名詞 〙 外部から力を加えないで振動を発生すること。また、その状態。調波振動発振、弛張振動発振などがある。
    1. [初出の実例]「衣裳の脱着音をとらえて音声発振式の中継機が作動し」(出典:密会(1977)〈安部公房〉二)

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百科事典マイペディア 「発振」の意味・わかりやすい解説

発振【はっしん】

電気回路が外部から振動エネルギーを受けることなく自己振動を行う現象。実際には回路の抵抗のため振動は減衰するので,その分だけ外部からエネルギーを補給する。増幅された出力の一部が適当な位相と大きさで正帰還(帰還)された場合などに起こる。発振波形が正弦波以外の場合を緩和発振または弛張(しちょう)振動という。→発振器
→関連項目共振|発振回路

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化学辞典 第2版 「発振」の解説

発振
ハッシン
oscillation

周期性をもつ信号を持続的に発生させることで,普通は電気信号の発生を意味する.1 Hz 以下の超低周波から10 MHz くらいまでの代表的な正弦波発振器は,真空管やトランジスターを用いてつくられている.そのほか,LC共振回路を組み合わせたり,特殊な電子管を用いてマイクロ波までの発振が行われる.メーザー,レーザーによると紫外線までの発振ができる.無線周波での発振器の周波数の安定化には,普通は水晶発振器が用いられる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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