ジョドレ(英語表記)〈フランス〉Jodelet

デジタル大辞泉 「ジョドレ」の意味・読み・例文・類語

ジョドレ(〈フランス〉Jodelet)

スカロンによる喜劇。1645年発表。喜劇俳優ジョドレを主人公とする。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のジョドレの言及

【スカロン】より

…しかし世間の目ではスカロンはビュルレスクの主導者であり,ボアローら古典派の非難を受けることとなった。スカロンはまたスペイン喜劇に題材を借り,特に当時名高かった喜劇俳優ジョドレを主人公とした喜劇《ジョドレ》(1645)で成功を収め,また地方を巡演する劇団やその俳優たちの生態を面白おかしく描いた小説《ロマン・コミック》(1651‐57),スペイン物からの翻案によるいくつかの中編小説などを生み出し,現代でもなお読まれている。ボアローらの悪口にもかかわらず,教養あるすぐれた文人であった。…

※「ジョドレ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android