ジョリエット・ジュニア・カレッジ

大学事典 の解説

ジョリエット・ジュニア・カレッジ[アメリカ]

アメリカ合衆国最初の短期大学で,イリノイ州ジョリエット在の公立コミュニティ・カレッジ。1901年にジョリエット群区ハイスクール教育長のJ. スタンレイ・ブラウン,J.(J. Stanley Brown)が,大学への直接の進学が経済的な理由で困難な学生のために,シカゴ大学長のウィリアム・レイニ・ハーパー(William Rainey Harper)の協力を得て,4年制大学の前期2年と同等の教育を「コミュニティ」にとどまりながら受けられる課程(大学編入課程)を,同ハイスクール内に実験学校として設立。理事会は,1902年に同課程の授業料を無償とし,16年にジョリエット・ジュニア・カレッジの名前を公式なものとする。翌年には地区協会のアクレディテーションを受ける。その後,「コミュニティ」の要請の時代的な推移に合わせて,大学編入課程のほかに職業課程,成人教育,識字課程,職能開発などを提供するようになり,初年度6名の学生でスタートした当校は,現在3500名以上の学生を擁する総合的なコミュニティ・カレッジとなっている。
著者: 舘 昭

出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報

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