20世紀西洋人名事典 「ジョージウォーレス」の解説
ジョージ ウォーレス
George Wallace
1919.8.25 -
米国の政治家。
元・アラバマ州知事。
アラバマ州生まれ。
アラバマ大学(’42年)卒。
地方検事、州議会議員を経て、1963年に州知事に人種主義を掲げて当選。州兵を動員してアラバマ大学への黒人学生入学を阻止しようとして、ケネディ政権と対立した。’67年にアメリカ独立党を結成、大統領選に出馬したが敗北し、’72年の民主党予備選の遊説中狙撃され下半身マヒとなり、出馬を断念した。’74年に再び州知事となり、’80年以降も顧問として州の実権を握っていた。’87年引退。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報