20世紀西洋人名事典 「ジョージコムストック」の解説
ジョージ コムストック
George Cary Comstock
1855 - 1934
米国の天文学者。
1873年から’77年ミシガン大学に学ぶ。卒業後湖沼測量の事業に参加し、’79年からはウィスコンシン大学ウォシュボーン天文台助手となる。この間生計のためウィスコンシン大学法学校を卒業して弁護士資格もとった。後天文台長となり、又大学の管理ポストの他、全米アカデミー会員に選ばれたり(’99年)、10年間にわたりアメリカ天文学会初代書記を務めたりした。彼の主な業績は、光行差の値と大気屈折値の再決定と二重星の研究で、又天文学・数学の講義に活躍し多くの教科書を書いている。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報