ジョージ・ワシントンピアース(その他表記)George Washington Pierce

20世紀西洋人名事典 の解説

ジョージ・ワシントン ピアース
George Washington Pierce


1872.1.11 - 1956.8.25
米国の電子工学者。
元・ハーバード大学教授。
テキサス州生まれ。
大卒後、1900年ハーバード大で学位を取得。’03年ハーバード大勤務を経て’17年物理学教授就任。ピエゾ電気発振回路の発明による送信周波の安定化の成功は無線通信技術上とくに重要。鉱石検波器、水銀放電管、トーキー、水中信号装置等の研究を行い、多数の特許を得た。アメリカ学芸アカデミー会員。主な著書「Principles of wireless telegraphy」(’10年)、「Electric oscillators and electric waves」(’19年)等。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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