鉱石検波器(読み)コウセキケンパキ(その他表記)crystal detector

翻訳|crystal detector

デジタル大辞泉 「鉱石検波器」の意味・読み・例文・類語

こうせき‐けんぱき〔クワウセキ‐〕【鉱石検波器】

天然鉱石と金属針との接触面の整流作用を利用した検波器

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精選版 日本国語大辞典 「鉱石検波器」の意味・読み・例文・類語

こうせき‐けんぱきクヮウセキ‥【鉱石検波器】

  1. 〘 名詞 〙 天然の鉱石または半導体整流器を用いた検波装置。鉱石ラジオトランジスタラジオなどの受信回路に広く用いられる。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「鉱石検波器」の意味・わかりやすい解説

鉱石検波器
こうせきけんぱき
crystal detector

半導体ダイオードの1種。受信電波を検波して信号を取出すため,以前は方鉛鉱などの鉱石に金属針などを点接触させて,そこでの整流作用を利用したものを用いた。現在ではこれを発展させて,鉱石の代りケイ素ゲルマニウム単結晶を用いる。これらも同じように鉱石検波器といい,マイクロ波などの検波に使用されている。

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