20世紀西洋人名事典 「ジョーベヌーティ」の解説
ジョー ベヌーティ
Joe Venuti
1894.4.4 - 1978.8.14
ジャズ奏者。
ミラノ(イアリア)生まれ。
別名Giuseppe Venuti。
1904年米国に移住し、小学校時代にエディ・ラングと知り合う。’21年ラングとともにバート・エストロー5に入団し、’33年の彼の死までコンビを組む。この間、ロジャー・ウルフ・カーン楽団、ポール・ホワイトマン楽団などと演奏活動を行い、’34年にはコンボを率いて渡欧。’40年代は西海岸を中心に活動し、’50年代中期にはLAのKNXT放送にレギュラー出演する。’60年代は第一線から退いたが、’68年のニューポート・ジャズ祭に初出演して大反響を呼ぶ。代表作に「ザ・ジョー・ベヌーティー・ブルー・フォー」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報