普及版 字通 「ジン・あたためる・にる」の読み・字形・画数・意味
16画
[字訓] あたためる・にる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(尋)(じん)。(じん)と声義同じ。は〔説文〕十上に「火もて熱するなり」とみえ、が本字であろう。は酒を温めるときなどに用いる。
[訓義]
1. あたためる。
2. にる、ゆでる。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 ユツ・ツユ 〔立〕 モノユヅ 〔字鏡集〕・ カマ
[語系]
・・zimは同声。甚・zjimも声義の近い字で、甚はおきかまど。にはかさねる、覃(たん)には中にこめる意がある。
[熟語]
繹▶・温▶・剝▶・炮▶
[下接語]
温・可・腥・湯・炮
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報