普及版 字通 の解説

16画
[字訓] まこと・まことに
[説文解字]

[字形] 形声
声符は甚(じん)。〔説文〕三上に「
諦なり」とあり、誠をつくすことをいう。〔書、咸有一徳〕に「天は
(まこと)にし
し」の句がある。
・忱と声義が通ずる。[訓義]
1. まこと、まごころ。
2. まことに。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕
マコト・ノブ・ハカリゴト・イマシム・ツバビラカナリ[語系]
・
・忱zji
mは同声。
は燕・代・東斉の方言で誠をいう語。忱も〔説文〕十下に「
なり」と訓し、同義の語である。[熟語]
訓▶[下接語]


出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

