すかと

精選版 日本国語大辞典 「すかと」の意味・読み・例文・類語

すか‐と

  1. 〘 副詞 〙
  2. たやすく、滞りなく事を行なうさまを表わす語。気持よく物を切るさまにいうことが多い。
    1. [初出の実例]「女房をとらへて瞼(まぶた)をすかと切り」(出典咄本・昨日は今日の物語(1614‐24頃)下)
  3. 矢で的を射そこなうさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「弓矢にて、的をいるに、すかとはづれぬなどいへる」(出典:名語記(1275)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む