スカボロー・フェア

デジタル大辞泉プラス 「スカボロー・フェア」の解説

スカボロー・フェア

イギリスの伝統的バラッド。他愛のない男女問答歌だが、アメリカのポピュラー・デュオ、サイモン&ガーファンクルが、1966年発表のアルバムパセリセージ・ローズマリー・アンド・タイム」でこれに反戦をテーマにした歌詞詠唱としてのせて歌い、当時のアメリカのベトナム反戦運動機運をうかがわせる作品に仕上げた。1967年公開のダスティン・ホフマン主演の青春映画「卒業」の挿入曲としても知られる。原題《Scarborough Fair - Canticle》。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android