すけき

精選版 日本国語大辞典 「すけき」の意味・読み・例文・類語

すけき

  1. 〘 名詞 〙 語義未詳。
    1. [初出の実例]「玉垂の小簾の寸鶏吉(スケキ)に入り通ひ来ねたらちねの母が問はさば風と申さむ」(出典万葉集(8C後)一一・二三六四)

すけきの補助注記

すきまとする説、「透き明き」の約とする説、老人の歯が抜けてまばらになる意の「すげむ」と類語の「すげく」の存在を想像して(「しづむ」と「しづく」、「のぞむ」と「のぞく」など)その名詞形かとする説などがある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 玉垂 実例 小簾

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む